高梨沙羅が語るスキージャンプの魅力!と強さの秘密!
昨日のノルウェー オスロのワールドカップで自身最多の8連勝!(今季10戦中9勝!)を飾った高梨沙羅選手のプロフィール
歯並びキレイですね。
1996年10月18日生まれ
北海道上川郡上川町出身
小学2年生でお兄ちゃん(2015年スキージャンプ ユニバーシアード代表 高梨寛太選手)や周りの女の子に混ざって遊んでるうちにジャンプをやってみたいなと思うようになったそうです。
高梨選手の地元はアルペンやクロスカントリーよりジャンプが身近だったそうで、特別なことではなかったのです。
人生初のジャンプは怖くてスタートが切れなかったものの、
後ろから押されて止まれなくなって飛んだら、地上では味わえない浮力感と感覚を感じて、一発でジャンプの虜になったそうです。
ーー初めからジャンプの神様がついていたんでしょうね。
一発目から嫌な風が吹いて転んで辞めちゃうなんて子もいるだろうから。ーー
小さい頃からピアノやバレエをやって、その中で本格的にジャンプをやろうと思ったのは、楽しいし、1番好きだったからで、飛んでいる時は鳥になったような感覚だそうです。
2013/2014シーズンはそれまで13戦中10勝を挙げ全て表彰台に上がっており、
優勝を確実視されながら迎えた2014年2月のソチオリンピックでは4位に終わりました。
シーズン残り5戦も全て勝ち、年間の個人総合ではもちろん1位でした。
しかし、次の2014/2015の昨シーズンは14戦中6勝しながら
年間個人総合では2位に終わります。
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ選手(オーストリア)がシーズン通して安定した成績で飛んで、5勝ながら1位でした。
2014年のソチオリンピックと昨シーズンの個人総合2位は相当悔しかったと思います。
そこで、彼女は悪条件でも安定して飛べるよう、陸地トレーニングといわれる筋トレにいっそう力を入れました。
ジャンプ練習は集中が切れてケガに繋がるので、1日8本までと決めているそうで、
飛んでない時も常にイメージしているそうです。
ジャンプ練習では、自分に足りない部分を考え、そこで陸地トレーニングに入るようにすることで、より筋トレの効果が上がっているのでしょう。
体幹トレーニングを取り入れたのも、そのためで、
ランディング(着地)の姿勢にうまく入れるようになったそうです。
距離は飛んでもランディングのテレマークがうまくいかずに得点が伸びないという弱点がありましたから、これでまさに鬼に金棒ですね。(^^)
でもコレだけではありません、
彼女の強さ 1番の秘密は断然、メンタルです。
高梨選手はまだ19才なのに、勝手もあまりはしゃいだりしません。
常に冷静です。
「我未だ木鶏たりえず」という言葉を残しています。
私は現役時代を知りませんが、双葉山が真の強さを解っていたことは理解できます。
高梨選手には木鶏のような強さを感じます。
他のアスリートでいうと
先日亡くなられた 北の湖親方
元テニスプレーヤーのピート・サンプラス
観る側からすると、あまり笑わない分、面白さに欠けますが、何があっても動じないのは真の強さだと思います。
木鶏の話 詳しくはコチラ⇨禅語に親しむ
その点では、逮捕された清原容疑者はものすごく弱い人間ですね。(私も偉そうなことは言えませんが…)
今シーズンもまだありますが、高梨沙羅選手の今後も見守っていきたいと思います。
ケガだけは気をつけてほしいですね。