あっちこっちの空模様

あれこれ適当に綴ります

杜の隈さんでA案(え〜やん)!新国立競技場デザインが決定!

2020年東京オリンピックパラリンピック

メインスタジアムになる

新国立競技場のデザインが決定しました。

 

A案、B案の2つに絞られていましたが、

A案の「杜のスタジアム」

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「木と緑のスタジアム」(コンセプト)に

決定!

 

建築家・隈研吾さんのデザインで

大成建設らとともに提案されたものです。

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B案も同じ名前で「杜のスタジアム」

コンセプトは 21世紀の「新しい伝統」

となっており、

 

建築家・伊東豊雄さんのデザインで

竹中工務店らとともに提案されていました。

 

遠藤五輪担当相が

「A者610点、B者602点との報告がありました。

A者が優先交渉権者になりました。

大成建設、梓設計、隈研吾建築都市設計事務所、

共同体であります」

と発表しました。

 

A案の木材をふんだんに使ったデザインが

神宮の杜の環境に配慮したものと

評価された形となりました。

 

建築家の隈研吾さんは環境の中で

建造物が主張し過ぎないという意味で

「負けるデザイン」を

提唱していることから、

 

如何に環境に溶け込むかを考えている

建築家のひとりです。

 

 

 

 

ただ、木をふんだんに使ったデザインと

緑を多量に配置していることから、

維持費がかかるという

マイナス面もあります。

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緑の専門家を置いて、

緑の維持・管理、虫や鳥の対策などで

維持費がかさみ、

 

以前の国立競技場では10億円以下だった

年間維持費の3.2倍以上の

32億円が掛かるといわれています。

 

ザハ氏のデザインでは建設費の高騰が

撤回の一番の理由でした。

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建築費においては基準となる

1500億円以下を満たしていますが

今後は維持費が論点になる可能性が高いです。

 

維持費縮小の対策をどのように講じるかが

今後の課題となってくるでしょう。

 

 

個人的には、資材費、人件費の高騰により

高くなったといわれる建築費の基準を

1500億円以下に設定した時点で

「高すぎだろ!」と思ったのですが…。

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東京五輪、新国立競技場建設費でJSCへ不信感。他の競技場はいくらかかったか? - あっちこっちの空模様

 

 

ちなみに、マスコミが行った世論調査でも

A案推しが大勢を占めていたことから

順当な結果だといえます。

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