あっちこっちの空模様

あれこれ適当に綴ります

グリーンランド氷河崩壊がどれだけ大規模なのか分かり易く例えてみた!地球温暖化を食い止めよう!

地球温暖化が続いていると

ずっと言われています。

 

各国が炭酸ガスの排出量を規制して、

少しでも温暖化を食い止めようと

対策を講じていますが、

 

全ての国が、

炭酸ガスの排出量規制に賛成している

訳ではなく、

 

温暖化はむしろ加速しているようです。

 

 

アメリカの科学誌サイエンスに掲載された

カリフォルニア大学アーバイン

地球システム科学部の

研究助手ジェレミー・ムジノ氏 主筆の論文

によると

 

グリーンランド北東部の巨大氷河が、

大量の氷山を海に放出しています。

 

2012年から融解速度が

3倍に加速していて、

 

今後数十年で海面を

50センチ上昇させる規模だそうです。

 

その量、実に年間50億トン!

5,000,000,000t!

 

って、「0」が多すぎで良く分かりません。

 

 

分かりやすくしてみます。

 

 

で、調べてみると、

水と氷は質量が違うようです。

 

でもその辺は解ければ水ってことで

気にしないでいいと思います。

計算していきます。

 

 

プールは25メートルか50メートル

が主流ですが、

 

仮に100メートルプールとしましょう。

それも計算しやすいように

幅10メートル、深さ1メートルに設定。

 

100メートルプールの水の量は

100m×10m×1m

=10000cm×1000cm×100cm

=10億立方cm

 

 

 

10cm×10cm×10cm=1000立方cm

=1ℓ=1kgだから…

 

100メートルプールの水の重さは?!

 

10億立方cm÷1000立方cm=1,000,000ℓ

 

=1000t

 

 

氷河は年間50億トン融解しているので、

100メートルプール換算で

 

50億t÷1000t=5,000,000

 

なので、

 

1年で100メートルプール

5百万杯分の水になります。

 

 

ということは…

 

100m×5,000,000=500,000,000m

 

=500,000km

 

 

地球1周が、約40,000キロなので

 

500,000÷40,000=12.5

 

12.5周分です。

 

 

 

 

 

なので、結論!

 

地球温暖化により、

 

崩壊している氷河の量は

 

グリーンランドだけで、

 

年間50億トンといわれ、

 

 

100mプール(100m×10m×1m)に換算すると、

 

5百万杯分になります。

 

 

つまり、これは

 

幅10m、深さ1mの水路が、

 

地球12周半もの長さになるということです。

 

 

これだけの量が毎年、海に流れれば、

 

数十年で海面が、約50センチ上昇!

ってのは、よーくわかりました。

 

 

まさか、自分でもこんなに分かりやすく

説明できるとは思ってませんでした。

 

 

「東京ドーム◯◯個分」みたいに

分かりにくくなるだろうなぁと

思ってましたから。

 

 分かり易いので温暖化のことを、

より理解を深められると思います。

自画自賛が過ぎてスミマセン

 

 

最後に研究者の方々、ありがとうございました。