進化した浅田真央の復帰戦。グランプリシリーズ北京大会SPの演技を安藤美姫が解説
女子フィギュアスケート界に
1年間のブランクを経て
浅田真央ちゃんが帰ってきました。
(6分間練習前の集中)
グランプリシリーズ北京大会の
ショートプログラムに於いて
真央ちゃんが最高の演技で
首位発進しました。
演技前の6分間練習では
以前と同じように集中を高めて、
固い表情でジャンプを確認していましたが、
6分間練習後の最初の演技者として、
今シーズンSPの曲(ジャズの名曲)
「素敵なあなた」が流れた途端、
真央ちゃんも柔らかい笑顔を見せてくれました。
演技冒頭のトリプルアクセルは高かった!
静止画だと分かり難いかもしれませんが、
スケーティングに
伸びがあり、
エッジを深く使っていました。
全てのジャンプを
ほぼ完璧にこなしていましたが、
私が見た進化は
彼女のスケーティング技術と
表現力。
1年間のブランクと言われますが、
競技のブランクであって
真央ちゃんはアイスショーに
出ていたので、
そこで、新たな
スケーティングと表現力の豊かさを
身につけたのでしょう。
視線ひとつひとつまで、
細かく表現してました。
演技後は本人も納得のガッツポーズ
からの
真央ちゃんスマイル(^^)
浅田真央GPシリーズ中国大会女子フリー復帰戦で優勝!本郷も自己新で2位!インタビュー - あっちこっちの空模様
…と
素人の感想はこのくらいにして、
安藤美姫さんの解説を
・
・
・
皆さんジャンプに注目しがちだと
思うんですけど
ステップの軽やかさや
スピンのポジションの安定感は
大人の女性に成長してきている
彼女らしさ、強みだと感じた。
10代の頃から今に至って
(トリプルアクセルに)
挑戦し続けるのは素晴らしいこと
今彼女の背中を追って
やる女子選手が増えてきているのは
プレッシャーになると思う。
その中で初戦のSPで決めたのは
浅田選手にとって
自信につながったと思うし
世界に強い選手だと
印象を植えつけられたと感じた。
安藤美姫さんも
世界のトップに立った経験があるので、
さすが技だけでなく
心理的な部分も
察するのですね。
とにかく、真央ちゃんスマイルが
見れて良かった。