あっちこっちの空模様

あれこれ適当に綴ります

シャブ抜き入院で医者や看護婦が通報しないワケ?

清原和博覚せい剤で逮捕される2年前、

週刊文春が「清原!シャブ抜き入院」とスッパ抜いていました。

当時から、シャブ抜き入院に疑問を持っていましたが、やっと疑問解消のチャンスが訪れました。


知り合いの医者と飲む機会があり、

「シャブ抜き入院って成立するの?」

と聞いてみました。


結果は「YES!」

「えー!なんで〜!」ですよね。

でも、一応ちゃんとした理由があるのでした。



知り合いは精神科医なのですが、

カウンセリングに患者がサラッと

覚せい剤が止められなくて」とか

「ヤク中で…」などと悪びれずに言う場合があるそうです。

この場合、患者が使用の事実を詳細に語っても、それを目にしたワケではないので、

何の証拠にもならないのだそうです。


もちろん、一目見てヤバいなぁと思う人もいますが、これも証拠にはならないそうです。


「だったら尿検査すれば?」


と思った方もいらっしゃると思いますが、

こんな時、医師側は尿検査を勧めません。


なぜなら、尿検査すれば、覚せい剤などの薬物使用が確定して、警察に引き渡さなければならなくなるからです。


ワケ分からないですよね。


医者としては、覚せい剤で逮捕され、塀の中の施設でシャブ抜きしても信用出来ないのです。


覚せい剤再犯率はH24年で61.1%あり、

H15年の53.4%から増えています。


なので、尿検査はせず、入院させ目の届く範囲で治療する方がまだマシだと思うのです。


医者の良心により逮捕を免れているのでした。