高梨沙羅ソチを振り返る!平昌オリンピックへ更に進化中!
2014年 涙のソチオリンピックの時は、まだ17才でした。
あの時を振り返り、高梨選手が語りました。
オリンピックは独特の雰囲気だった。
オリンピックに自分を合わせていけなかったのは私の力不足。
今まで応援してくださった方々に感謝の気持ちを伝えるために結果を出したかった。
場所を提供してくたくださる方々、
整備の方々、
管理の方々のおかげで自分は楽しい思いができている。
だから、その方々に自分の感謝の気持ちを伝えるには、結果しかないので、
いい成績を残したかった。
気持ちのいいものではないが、いい経験でした。
===オリンピックで得たもの===
今まで勢いで来たのを実感しました。
起こったことには必ず理由があって、それを深く考えずに競技してきたので、アラが出た。
それで、陸地トレーニングにもどういう意味があるのか考えるようになった。
===平昌オリンピックへ向けて===
今でもジャンプを始めた頃のように楽しい。
試合も練習も楽しい。
ちょっと良くなったら他がダメになったりするので課題が尽きない。
男子のようなダイナミックなパフォーマンスをするにもパワーが足りない。
安定性が必要で、精度の高いジャンプを同じように飛べるようになること。
平昌オリンピックに向けて、競技レベルを上げていかないといけない。
精神的にも技術的にも、もっと上を目指していければ
ーー飽くなき向上心がある限り、まだまだ進化しそうですね。
===ジャンプ観戦の魅力===
K点を超えてヒルサイズを超えるダイナミックなジャンプを見ることが楽しいです。
下から見ると落ちているだけに見えても、場所によって見え方が変わるので、いろいろなところから見ると楽しいです。
※ヒルサイズとは
HSと略す。踏み切り台の先端から安全に着地できる目安となる地点までの距離。
ヒルサイズはK点より遠く設定されており、おおむね、バーンの角度がノーマルヒルで31度。ラージヒルで32度の地点に設定されている。
K点までの距離と併記される。
高梨沙羅選手は女子のバッケンレコード(ジャンプ台記録)を持っており141m!