映画『起終着駅 ターミナル』佐藤浩市が本田翼にキレた!『何やってんだ!ビシっとせんかい!』
笑福亭鶴瓶さんの番組「巷の噺」にて
ゲストの佐藤浩市さんが
本田翼さんと共演した、
映画『起終着駅 ターミナル』でのこと、
初日の撮影でやる気がないと感じた
佐藤浩市は
直接、本田翼に対して怒ったとのこと。
佐藤浩市 曰く
「自分が若い頃は、アップの撮影なんて
やってもらえなかった。
今はいっぱいアップ拾ってくれるけど、
俺の時代は、アップを撮ってもらえて、
『俺もアップが撮られるようになったんだ』
と思う時代だった。
で、アップの撮影で本田翼がヘラヘラ
してるように見えたから、怒った。
『何やってんだ!
お前がヘラヘラしてやってたら
若いスタッフから、
芝居なんて簡単なもんだなぁ
役者なんて簡単な仕事だなぁ
って思われるだろ!
もうちょっとビシっとせんかい!』
そしたら、アイツが
『えぇ〜だってぇ〜』
で、
『なんじゃコイツ』
って思った」
後から考えると、
それが、本田翼の
『良い意味での積極性の無さ』
になってるという。
もし、自分がこうなりたい。
こうやりたい。
と、目標やハードルを自分で決めてたら、
積極性が出て、
いろんな意味で色がつく。
本田翼自身は女優でやっていこうという
思いはあるかもしれないが、
それ程強くないので、
いい意味で色が無い。
真剣にやってます、
一生懸命やってますって見られて、
全面に出すのが気恥ずかしさがある。
俺たち一生懸命やってますよって
見せなかったら
ケツ叩かれたっていうか
殴る蹴るの時代だったわけで
そういう意味で
これが今の子たちのある種の
一生懸命さなのかな
時代が違うんだなぁ
決して真剣に
やってないわけじゃないんだ。
分かりやすく言えば
裏表がないんだよね。
と、佐藤浩市さんが
若い世代へ歩み寄りながら
納得する形になりました。
いろんな役を演じてきたことで
いろんな物の見方ができたのでしょう。
柔軟に対応できるところに
早くも重厚さや大物感が
滲み出てきつつある佐藤浩市さんでした。