あっちこっちの空模様

あれこれ適当に綴ります

映画『起終着駅 ターミナル』佐藤浩市が本田翼にキレた!『何やってんだ!ビシっとせんかい!』

 

笑福亭鶴瓶さんの番組「巷の噺」にて

ゲストの佐藤浩市さんが

本田翼さんと共演した、

映画『起終着駅 ターミナル』でのこと、

 

初日の撮影でやる気がないと感じた

佐藤浩市

直接、本田翼に対して怒ったとのこと。

 

佐藤浩市 曰く

「自分が若い頃は、アップの撮影なんて

やってもらえなかった。

今はいっぱいアップ拾ってくれるけど、

俺の時代は、アップを撮ってもらえて、

『俺もアップが撮られるようになったんだ』

と思う時代だった。

で、アップの撮影で本田翼がヘラヘラ

してるように見えたから、怒った。

 

f:id:tanmari:20151119233556p:plain

 

『何やってんだ!

お前がヘラヘラしてやってたら

若いスタッフから、

芝居なんて簡単なもんだなぁ

役者なんて簡単な仕事だなぁ

って思われるだろ!

もうちょっとビシっとせんかい!』

 

そしたら、アイツが

『えぇ〜だってぇ〜』

で、

『なんじゃコイツ』

って思った」

 

 

 

 

 

後から考えると、

それが、本田翼

『良い意味での積極性の無さ』

になってるという。

 

 

もし、自分がこうなりたい。

こうやりたい。

 

と、目標やハードルを自分で決めてたら、

積極性が出て、

いろんな意味で色がつく。

 

本田翼自身は女優でやっていこうという

思いはあるかもしれないが、

それ程強くないので、

いい意味で色が無い。

f:id:tanmari:20151119233635p:plain

 

真剣にやってます、

一生懸命やってますって見られて、

全面に出すのが気恥ずかしさがある。

 

俺たち一生懸命やってますよって

見せなかったら

ケツ叩かれたっていうか

殴る蹴るの時代だったわけで

 

そういう意味で

これが今の子たちのある種の

一生懸命さなのかな

時代が違うんだなぁ

 

決して真剣に

やってないわけじゃないんだ。

分かりやすく言えば

裏表がないんだよね。

 

 

と、佐藤浩市さんが

若い世代へ歩み寄りながら

納得する形になりました。

 

 

いろんな役を演じてきたことで

いろんな物の見方ができたのでしょう。

 

柔軟に対応できるところに

早くも重厚さや大物感が

滲み出てきつつある佐藤浩市さんでした。