MRJ初飛行に成功！国産初のジェット機は ものづくり日本を世界にアピールできるか？
今朝9時35分、愛知県営名古屋空港から
国産初の小型ジェット旅客機
『MRJ(三菱リージョナルジェット)』
が離陸しました。
約1時間半の、フライト後、
同空港に着陸し、
初飛行は無事、成功しました。
機体の設計変更や製造ラインの見直し
部品製造、納入の遅れなどで
計5回もの遅延が生じた末、
試験飛行まで7年掛かっています。
ようやく終わり
関係者は安堵の思いでしょう。
ただ、
「世界に先駆けた
省エネ、小型ジェット旅客機」
として、売り込むはずだったが、
遅延したせいで、
実績のあるライバルメーカーが
同じコンセプトで
開発中で
実績の無い三菱重工とすれば、
信頼性にも欠け、
今後の売れ行きに
少なからず影響が出ます。
売れればビッグビジネスになりますが、
開発には相当の額を
注ぎ込んでいるはずなので、
ペイできるかどうかは、
今後、国内の他メーカーも
固唾を飲んで見守ることになるでしょう。
現在、全世界の航空会社からの受注は
407機で内223機が確定済みです。
初飛行前の受注としては、
他に類を見ないほどの数字だそうですが、
目標とする1000機には
まだ遠く及びません。
日本メーカーならではの
安全性はもちろん
細部にわたったアフターケアを
どれだけできるかが、
目標への近道となるでしょう。
成功すれば、日本のものづくりにも
好材料となります。
素晴らしい技術とアイデアを持った
中小メーカーの為にも
MRJの成功を期待します！
