成田空港 実は日本一のショッピングセンター!過去最高売上はなぜ?がっちりマンデー
国際線が増えてきた羽田空港の影に隠れて
あまり目立たない存在になり
いよいよ成田はダメでしょ〜 (-。-;
と思っていたら…さにあらず。
『がっちりマンデー』が教えてくれました。
成田空港って…
実は儲かっているんです。
今年4月、第3ターミナルの運行開始。
第3ターミナルビルは天井剥き出しの
スケルトンにして、
建設費を抑えました。
でも、第3ターミナルは
第1、第2と違い、駅から離れています。
そこで、第3ターミナルへの
連絡通路を
陸上トラックと同じ弾力性のある素材にして
色も赤と青に分け、
お客さんが最短距離で移動できて、
疲れにくいように配慮しています。
LCC(ローコストキャリア)専用ターミナル
なので、
飛行機の発着費用を
第1、第2の半額に抑え、
便数が増えてガッチリ!
乗換え客が多いので、
待ち時間も長くなるため、
国内空港で最大のフードコート。
早朝便、深夜便の多いLCCのために
朝4時から夜10時まで営業!
待ち時間が長いとお土産も買っちゃいます。
ドルとユーロが使える店もあります。
夜を明かす人のために
空港内にカプセルホテル
外国人には珍しくて人気なんですよね〜。
最終便到着の頃には大混雑します。
私も行って、見たのですが、
第3ターミナルはソファーで
寝る人もいますね。
特に注意もされません。
なので…
収入の割合は
本業の収入が47%
副業の収入が53%!
副業が本業を上回っちゃいましたσ(^_^;)
その売上は
全国のショッピングセンター
売上ランキングで第1位!
成田空港 凄すぎです。
空港周辺に目を向けると、
株)東京航空クリーニングは
JALの機内で使うブランケットや制服、
ヘッドホンまでも
クリーニングする会社です。
早いと半日でクリーニングするので、
工場は大忙しです。
だから、周辺会社もがっちり!
成田空港の凄いところを
他にも
ロストバゲージ率 ほぼ0%!
ってもの凄い数字です。
第2ターミナルでは
16カ所の荷物預かりカウンターから
12カ所に振り分けます。
その間ベルトコンベヤーの
バーコードリーダーが
荷物に付いた
バーコードを読み取り
振り分けている。
1日5万個の荷物を処理するって
大変な能力です。
成田空港のほぼ真ん中に位置する建物では
国内には成田空港にしかないそうで
ランプコントロールという仕事をしています。
管制塔が空と滑走路を管理して
ランプコントロールが
駐機場周りを管理します。
飛行機の離発着が多いので、
事故が起きないよう
各航空機に英語で指示を出しています。
同じタイミングでも、
パイロットや航空会社によって
スピードが違う。
しかし、出来るだけ停まって待たせず、
運行に支障を来さないようにするのが、
ランプコントロールの腕の見せどころです。
機種、航空会社、離発着時間を頭に入れ
優先順位を瞬時に判断するのです。
因みに、
航空管制官は国家公務員
ランプコントロールは成田空港職員
になります。
早朝4時から始発便の運行直前の6時まで
飛行機が通る全てのルートを検査する
空港職員がいます。
毎日 50km以上車を走らせ
滑走路や駐機場などを見て回ります。
気になったら、車から降りて
確かめたり、
ゴミを取り除いたりしてました。
このように地味な努力のおかげで
当たり前のように
私たちが飛行機を利用できるのですね。
番組の最後、
他にも儲かる空港があると
いつものように森永卓郎さんへ振っていました。
その空港は
『横田基地』
基地の民間利用は
ありえない話ではなく、
札幌の千歳空港も
軍民利用してる空港のひとつだそうです。
もし横田基地が利用できるなら
都心を中心に羽田、成田、横田の
逆三角形ができて
利便性が格段に良くなるのです。
横田さん
私からもお願いします。m(_ _)m