川島なお美さん胆管ガンで逝去。54才若すぎる死に思う。
あまりにも早過ぎる死です。
今月、公の場に現れ、あまりにも痩せ細った姿に、
マスコミでは治療を拒んでいるのでは?との見方もありましたが、
去年、胆管ガンの手術をなさっていたようです。
川島なお美さんは美しさと知性と色気を兼ね備えた稀有な女優でした。
そんなあなたが大好きでした。
痩せ細った姿でマスコミの前に出てきた時に思いました。
彼女は、最期まで女優として、自分の生き様を見せる覚悟で出てきたのだと…
そして、手術はしたが、抗がん剤治療は拒んだのでしょう。
抗がん剤治療してまで、生きたくないのか?
髪の毛が抜け落ちて、激しい倦怠感を抱えるのが嫌だったのか?
私には推測しかできませんが、
その両方だったのではないかと思うのです。
今、医療の現場ですら、抗がん剤治療を勧めるか、否か意見が、分かれています。
抗がん剤治療では、全身の毛が抜け落ち、激しい倦怠感を伴うと言います。
更に、抗がん剤治療を、しないほうが、苦しまずに逝けるとの意見もあります。
私自身、そこまでして生きたくないし、
苦しいのも耐えられないし、
実際、ガンになった経験はありませんが、
川島さんと同じ方法を選択すると思うのです。
なので、川島さんは女優としてのみでなく、その治療法も含め、1人の人間としての最期を見せる。
「すっかり痩せました。
でも、頭はクリアなんです。
皆様方はどちらを選択されますか?」
「誰だって死ぬんです。
そこを受け入れた上で、最期の事をもっと考えた方が良いと思いますよ」
といったメッセージを私達に発信していたのではないかと思うのです。
なので、川島なお美さんは最期、病床でお世話になった方々にお礼を言うこともできたのではないかと思います。
そういうことをせず、逝くのが、嫌だったのかもしれません。
全て私の推測での話でしたが、
少し位、川島さんの代弁ができれば、と思いましたので…
川島なお美さん安らかに眠ってください。