【映像あり】ペンギンの病気対策で始まったイベント。水族館でプロジェクションマッピング。
ペンギンってかわいいですよねー。
野生のペンギンは7割を水中で生活するので、
水族館のペンギンは運動不足になりやすいんです。
骨格も陸上生活には不向きなんです。
脚が空気イス状態なのが解ると思います。
彼らは直立してるようで、出来て無いのですね。
まるで、小さ過ぎる被り物状態です。
被り物をデカくすれば良いのに…^ ^
そんなんでやっぱり足裏もあまり歩行に適さないようで…
通常の足裏
陸上生活が長いと
趾瘤症(しりゅうしょう)と言われる
カカトにタコみたいなのが出来ています。
ここから雑菌が入り全身に回って命を落とす事もあります。
ペタペタと歩く姿が愛らしいんですけどねぇ。
水族館では、運動不足解消の為に
様々な取り組みをしています。
スカイツリーの下にあるソラマチの5、6階にある『すみだ水族館』では水槽内にプロジェクションマッピングで花火の光を放ち、ペンギンが魚(エサ)だと思ってヒュンヒュン泳ぎます。
これにより『すみだ水族館』のペンギンは水中生活が6割近くになっています。
更に、一羽ずつ記録しながら、食事管理も徹底しているそうです。
山口県の『しものせき水族館海響館』では氷の塊の中に餌となる魚を一緒に凍らせて水槽にドボン!
氷が溶ける時間が掛かる為、泳ぐ時間が長くなるのと、エサの奪い合いで運動不足の解消を図っているが、まだ、1日の半分以上を水中生活するには至っていません。
飼育員の皆さんは大変な労力ですね。
南極は極寒過ぎて菌やウィルス、カビも無いので、風邪もひかないそうなんです。
ペンギンといってもみんな南極ではありませんが…
かつてアスペルギルスという青カビに気管支や肺をやられて肺炎を起こすアスペルギルス症が動物園のペンギンに流行った事がありました。
治療法が無く、世界中で動物園のペンギンが絶滅していったそうです。
このアスペルギルス症が趾瘤症(しりゅうしょう)とともにペンギンの2大疾病と言われています。
アスペルギルス症は現在、初期症状であれば治せる病気になったそうです。
よかったですね。^^
では、『すみだ水族館』のプロジェクションマッピングの映像をどうぞ
上は花火の前にやっていたやつです。