都立高校生を都庁前で正座させたのは不適切指導なのか?
東京都立府中工業高校の男性教諭(35)が今年5月、2年生の東京観光の校外学習で、
生徒が集合時間に遅れたことをとがめて、生徒96人に都庁前広場で正座させていたというニュースがありました。
同校は不適切な指導だったとして、保護者説明会で謝罪。長時間の正座は体罰にあたるため、都教育委員会が男性教諭の処分を検討しているとのことです。
同校の調査に男性教諭は「遅刻は悪いことだと理解させたかった」
と言っているそうです。
不適切な指導というのは、長時間の正座が体罰にあたるとのことですが、
過剰なメディアや保護者の反論を恐れているように思えてなりません。
つまり、私の考えでは体罰ではなく、『しつけ』だと思うのです。
学校とは教育の場であって、単に試験で高得点を取るためだけの教育ではないはずです。
生徒達が後々、仕事をする上で恥を掻かないように指導していくのも立派な教育ですし、個人的には勉強よりも人間形成など中身の部分の方が大事だと思っています。
『不適切指導』の男性教諭はこのニュースを通してしか知りませんが、
「生徒達を立派に育てよう」という志を人一倍に抱いて先生になったのではないかと思います。
その想いが強いからこそ、生徒にも要求する。
当たり前の事です。
社会に出たら日常茶飯事です。
どうでもよければ無関心でいられますから。
そして、生徒達に厳しく接しているだけに、自分にはもっと厳しく、
都庁前広場で正座させ、
自身が批判に晒されても、生徒を育てるために、敢えて公の場を選んだのではないかと思います。
私の思い込みかもしれませんが、
今の時代、96人を処分するのに、
公の場を使ったのは、そうとしか思えません。
あまりにも、目立ちすぎる場で目立ちすぎる人数ですから。
それに、男性教諭が感情的になっていたら、先ず手が出ると思います。
だから冷静に考えてやらせたことと思うのです。
まぁでも、くだらないニュースですよね。
国民もマスコミも平和っちゅうか。
(もちろん私も)
こんなん、どーだっていいんですよ。
だからこそ、報道にビビる学校は平謝り。
教育委員会は結果論でのみ判断してるだけで、上から抑えつけるだけ。
この報道に関しては教育委員会が学校と先生を守るべきなんです。
事実を説明した上で
「男性教諭は適切な指導をしました」
って言うべき。
このままだと、志を持った先生はドンドン潰されてしまいます。
教育現場の良心が失われていきますよ。
ウチの子の学校もやる気無い先生がいます。
教委の顔色ばかり伺って事なかれ主義です。
文科省も偏差値上げるのに躍起になる前に、もっと人間形成を主眼に置くべきです。
偏差値は後付けで着いてきます。
そのためには、先生方にやる気を持たせる現場作りをしたら良いんじゃないでしょうか。
企業が顧客第一でなく、社員を第一に考えれば自ずと、業績アップするように、
学校が先生第一でやれば、偏差値アップでしょう。
先生第一→先生やる気アップ→生徒に連鎖→先生、生徒、学校楽しい
余談ですが、仕事が楽しくなった先生はドンドンキャラが濃くなります。
生徒からしたら、キャラ設定もない何処の馬の骨か分からん先生に教わるより、
キャラの濃ゆーい先生に教わった方が面白いですから。
苦手でも内容が入っちゃいそうですね。
最後に、今回のことは、正座させられた96名の生徒達には、絶対忘れられない出来事でしょう。
今後、遅刻する度に、今回のことを思い出すでしょう。
そして、先生に感謝できることでしょう。
社会に出て、遅刻して20分正座して許されたなんて、聞いたことありません。
ですから、この正座は断じて不適切指導ではないといえます。
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都教委は周囲にいた教員が止めることができなかった点を問題視し、学校側に
管理態勢を見直すよう指導した。滝沢勝校長は「一般の人が多数いるなかで、生徒に身体的、
精神的な苦痛を与え、大変申し訳ない」と話している。
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都教委も校長もヘタレか
部下の尻拭いの仕方が間違っとる!
あなた方のようなのが幅利かす組織には魅力感じませんよ。
だから、良い先生は私立か塾に行っちゃうんでしょうね~。