サッカーなでしこW杯決勝の対策!アメリカ選手・戦術・戦力を分析

女子ワールドカップ２０１５準決勝

アメリカ（世界ランキング２位）がドイツ（同１位）を

２－０で下し２大会連続で決勝進出を決めました。

前半は０－０で折り返し

後半１５分ドイツがPK獲得するも　FWシャシッチのキックはゴール左へ外れた。

すると、同２４分米国がＰＫを獲得。ＦＷロイドが決めて、米国が先制。

同３９分ロイドが左サイドを突破すると、中央へのクロスに

途中出場のオハラが飛び込んで足で決め米国がリードを広げて

２－０のまま試合終了。

今大会のアメリカは

予選でオーストラリアに　３－１勝利

　　　　スウェーデンと　０－０引き分け

　　　　ナイジェリアに　１－０勝利

決勝トーナメントで

　　　　　コロンビアに　２－０勝利

　　　　　　　　中国に　１－０勝利

　　　　　　　ドイツに　２－０勝利

という結果を残してきました。

特筆すべきは守備力です。

初戦の対オーストラリアでの１失点のみで

他の試合ではすべて無失点に抑えています。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

アメリカ代表は過去全てのワールドカップとオリンピックで

3位以上の成績を収めており

ワールドカップで2回、

オリンピックで4回の優勝を果たしている強豪です。

アルガルヴェカップ2014で7位に終わり、

昨年4月、現在の監督に代わりました。

4-4-2の布陣で

パス回しが早く、

スピードもあります。

攻撃のパターンは

主に左サイドの突破から

センタリングという形が多いです。

その左サイドを駆け上がるのが

『MF15ラピノー』この選手は要注意です。

サイドラインを駆け上がるだけでなく、

中に切れ込んでドリブル、シュート、ラストパスなど

万能型の選手で質が高い。

MF12ホリデーと共にコーナーキックを任されていることからも分かるように

正確なキックを持つ上に、

左右ともキック力があるので

ミドルも脅威です。

ラピノーが突破して

10MFロイドが中で

ヘディングを狙う。

2列目、3列目からの飛び出しは

男子のドイツ代表のような

迫力があります。orz

さて、我らが なでしこジャパンは

如何にしてアメリカに勝つか？

(その前にイングランドに勝たなければいけませんが…)

相手が左サイドで攻撃してくるから

日本はラピノー、ロイドが上がって

空いたスペースを利用して、

宮間、川澄を中心にリスクを犯して

行くしかないだろうと思います。

アメリカのDFセンターバックのジョンストン選手が

決勝戦は出場停止になっています。

しかし、GKソロを中心に守りは固いのですが・・・

日本としては、敵の反撃に恐れず

攻撃に人数を掛けて

撹乱するしか無い気がします。

オーストラリアがアメリカから上げた1点はアメリカDFが

ファーサイドに遅れて走り込んできた選手に

気付かず、ほぼフリーでシュート

してました。

（決めたのはウィングの選手でしたが）

このように、後ろからの飛び出しは

かなり有効です。

アメリカはかなり強いです。

下手すると0-3,0-4なんてことにも

成りかねません。

守備ではラピノーを自由にさせないこと！

縦への突破力があるので、止められなくても遅らせて、

日本のDFラインをしっかりと作る時間が必要です。

そのためにも、前線からの守備意識を

更に高めなければいけません。

言うまでもなく、先制点が凄く大事になりますね。

残り2試合

応援 頑張りましょう。

あと当たりが強いので選手達がケガしませんように。

ちなみに私の注目選手は大儀見選手です。イケンジャネ

ps イングランドに辛勝しました！

オウンゴールでも勝ちは勝ちです。

ただ、疲れからか、内容的には

イングランドが押してました。

中盤のパス回しが悪かったですね。

決勝はアメリカより日本が中1日少ない日程です。

しっっっかり身体を休めて疲れをとって、

最高の舞台に最高の状態で望んでもらいたいです。

マナドーナ効いてましたねえ。

スーパーサブとして

疲れたアメリカDFを切り裂いてほしいものです。

有吉のオーバーラップも良かった。